出会いはスローモーション

彼女と別れてからというもの、合コンに行ってみたり、風俗にいってみたりしたが全て虚しいだけだった。

そして季節は春になろうかという頃。
その日は友人達と楽しく飲んでおり、2次会、3次会ととなった後最終的に
その足でキャバクラへと行くことになった。

この中でも一番仲の良い友人Rを含め4人で一緒にすすきのにある某ビルの前まできた。
そこには看板を持ったお兄さんがいて、

「今の時間なら60分コミコミで3000円で良いよ♪」

と必至に誘ってくるではないか。

たしかにその看板に写っている女の子達はとても可愛かった。
この子がつくものだとばかり思っていた俺がふと横をみると、
あきらかにRも同じ想像をしているのであろう、態度がバレバレだった。

一応すすきので客引きは禁止なので、本当に3000円ポッキリなのか
執拗に確認して店内へと入っていった。

店内は割とキレイなほうで、広さも今まで行ったキャバクラの中では
一番大きいハコだったと記憶している。

そこへいよいよ女の子が登場した!!

この店はいわゆるコスプレ店であり、女の子はドレスではなく

「おかえりなさいませ、ご主人様ぁ」

的な制服を着ていた。

が、しかし、俺に着いたその子は明らかに異質だった。
見た目からして、制服がぴっちぴちになっているではないか。
この制服のサイズは本当に合っているのかだけが気になって
トークどころではない。

そんな時ふと友人の方をみると、なかなか可愛い子がついている。
うらやましいなと思いつつその子の方を見ていると、
なぜか、その可愛い子はこっちに向かって手を振っている!

っっっ!!!!!!!!!!!

これはもしかして俺の方が友人より気に入られているってことか????

そして次の瞬間

「あ〜おね〜ちゃん」

隣の子が俺を現実世界に連れ戻してくれたのであった。
リアル姉妹でした。。

その後、Rはなんとその子を場内指名!

一緒に行った別の友人は
とにかくおっぱいがあれば良い!
という人間だったため、普通に女の子が入れ替わっている。

そしてリストがおれに着いてる子をヌキに来た瞬間
その子はとんでもない発言をした。

「ともだち、なんかお姉ちゃんのこと指名してるよ!
だから、わたしもココにいていい?」

なんでお姉ちゃんが指名もらったからって、お前を指名すんだよゴラァ!!!!

と言いそうになったがぐっとこらえて、渋々場内指名をいれたのであった。

しかも連絡先交換もなしときたもんだorz

別にすっごい聞きたかったわけじゃないけど、おそらくフリーで入って連絡先を
教えてくれないのは初めての経験だった。

後日、友人Rはお姉ちゃんからのしつこい営業メールに浮かれて、
本指名で遊びに行ったとか、行かないとか。。。。。

姉妹で夜やってる娘って結構いるもんですね。

この日あたりから、俺のすすきのスイッチが完全にオンになってしまた。。。

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