k嬢の

店を出たタカポンはH君と合流した。

昔花屋で働いたことがあるというH君に教えてもらい
すすきのにある花屋に行き花を注文。
花はバーに届けてもらうようにした。

その後はホテルの中に入っているケーキ屋に行き、ケーキを注文。
これもバーに届けてもらうようにお願いして、ドン・キホーテへ

クラッカーなどを買ってきて一通り準備が整った。
H君はバーの開店時間になったので店を開けに行った。

そこへメールが届いた。

B型R嬢
「なにしてんの?」

タカポン
「すすきのにいる」

B型R嬢
「どっか飲みに行くの?」

タカポン
「A店(元祖R嬢の店)にいこうかな」

B型R嬢
「そっか」

5分後

B型R嬢
「やっぱB店(自分の店)にしよ?」

タカポンシカト

こんなやりとりをしつつ
K嬢の仕事が終わるまで、一旦家に帰って仮眠を取る事にした。

数時間後、ふたたびすすきのに出てきた。

しばらくしてK嬢から着信が入る

K嬢
「もしもし〜ぃ?」

ん?誕生日の割に意外と酔っていない。

もっとベロベロになってるのを想像していたのでびっくりした。

K嬢
「今おわったよ〜ぉタカポンどこぉ〜?」

タカポン
「●●の前のコンビニにいる〜。今迎えにいくわ」

K嬢
「わかた〜待ってる

いつものバーはK嬢も何度も行っているので
常連さんなら顔見知りにもなっている。
土曜日なので、混んでいる事が予想されるので
予めH君に席を取っておいてもらい、他の客も巻き込んで
入った瞬間にクラッカーで出迎えてもらう手筈になっていた。

もちろんK嬢はそんなことは知らない。

ある程度の予想はしているかも知れないが
シャンパンの他にケーキも花も用意しているのは内緒だ。

俺ってロマンティスト絶対K嬢喜ぶなとか思い
ニヤニヤしながらK嬢を迎えに行くタカポンなのでした。

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