初めてのキャバクラ 大人の階段〜中編〜

電話の相手はS子だった。

タカポン「もしもし」

S子「キャバ助君、まだお店にいるの?」

タカポン「うん、どうしたの?」

S子「今日はもうあがったから、これから遊びにいかないかなと思って」

マジかよ!キャバクラってこんなに展開早いの?
俺の中のすすきのは女の子がオヤジを騙して金巻き上げるイメージだったのに。

タカポン「けど、俺お金ないよ」

S子「そんなの気にしなくていいよ」

なんだコレ?罠か?
ワナなんじゃないのか?

タカポン「ちょっとまってて」
タカポン「Sもうそろ行くか?」

S「いや今延長したばっかだろ!もう少し」

タカポン「S子〜なんかまだ出ないみたいなんだよね、ごめんね。」

S子「そっか、わかった楽しんできてね〜」

タカポン「うん、バイバイ〜」

なんか良かったような、もったいなかったような複雑な気分。

直後にまた着信!

着信:N子

やべ彼女からだっ!

こんな爆音アナウンスの中出るのは非常にまずい。。。
とりあえず保留にしないと…

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