ただ見つめるその背中

さらに翌週、三度その店を訪れてみた。

タカポン
「今日もフリーで良いかい?」

黒「タカポンさんいつもありがとうございます。
もちろんですよ。あっちょっと待ってくださいね」
黒(インカム)「おい厨房!唐揚げ落としたのか?笑」
黒「あっそれではどうぞ〜」

という訳で3度目のこの店である。

可愛い系より、キレイ系がタイプのタカポンですが
この店どっちかというと可愛い系がもの凄い多い。

いや、可愛いことは可愛いんだけど、いまいちツボにはまらない。
きっと店長の好みだなと思いつつも、店長が登場。

この店長もグループの他店から移動してきていたので顔見知り。
一緒に席についてビールを飲んで話していると次の女の子が登場した。

ぱっと見、キツそうな顔立ち。

けっこうタイプかも。

しかも、接客も上手に話を振ってくれたり、馴れ馴れしくない程度に
タメ口使って来たり、なんというか距離が近くて、それでいて心地よい感じ。

この子はR嬢とは別の名前だが、イニシャルはRだったのでR2嬢と呼ぶ事にしよう。
後にR3も登場するかもしれないネーミングw

タカポン
「なんか、ちゃんと接客出来る感じなんだね」

R2
「そんなことないですよ」

タカポン
「いや、独特の空気持ってて、すごい話しやすい」

R2
「私なんて、ただの典型的なB型生意気女ですよ〜」

一瞬場内も頭によぎったが、じっくり話をしてみようと思った。

がしか〜し、すぐさま黒服がきてR2嬢は抜かれてしまった。

そして、あろうことか目の前に来た客の席に着いたではないか。
どうやら、指名客が来たらしい。

しかし、いくらなんでも目の前に座らせなくても…

その後はR2嬢の背中を見ながら、次の嬢と話をしていた訳だが
まったくといっていいほどその子の事は覚えていない。
つまりR2嬢のことばかり見ていたのであろう。

結局その日も指名はせずにたしか3〜4千円くらいの会計で店を出たのであった。

店を出ると同時に携帯電話に着信!

慌てて携帯を見てみると、そこにはなんとK嬢の文字が!!!!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。