正確な時系列ではあまり覚えていないが
R嬢の店に通い詰めていた前後の時期であったと思う。
そして時を同じくしてK嬢の店に1〜2ヶ月ぶりに行った。
ちょっと落ち着いて話そうと思っていたので一人だったがVIPに入ってみた。
突然の来店に、さすがのK嬢も驚きの表情を隠せないようだった。
K嬢
「ひ、久しぶりだね。
どうしたの?VIPなんか入っちゃって。」
タカポン
「実は…」
普段は仕事の話はめったにしないので、K嬢も驚いていたが
うんうんと言って聞いてくれた。
基本的に飲む時は、S(嬢をイジる)キャラなので
あまり弱いところを見せた事がなかったが、この日だけは別だった。
そして酒も進んでくると話もヒートアップしていき、いつのまにか号泣していた。
泣き上戸になることは今までなかったのだが
溜まっていたものが一気に溢れ出たのであろうか
普段のストレスも相俟ってひどく酔っぱらった。
さすがのK嬢も本気になって心配をしてくれて、
k嬢
「来週ご飯を食べに行こう
美味しいトコしってるんだよ〜
私が奢るからね
」
と言って慰めて?くれた。
それに気を良くした俺は、よせば良いのに、
さっきまでの落ちようも忘れ、急にテンションが上がり、何回も
「じゃあ来週のいつにする?何日なら空いてる?」
としつこく聞いてしまった。
若干ひきぎみのK嬢
(さっきまでと180度態度ちげ〜じゃねえか)
そんな事を思っていたのであろうか。。。
そして次の週になり、K嬢に連絡してみるが、やはり電話もメールもなく
いつものパターンになっていたのである。
端からみれば完璧にキャバ嬢に弄ばれてる憐れなオジさんなのだが
それがまったくそうでもなくなる時期がくるのである。
それはまた先の話だが、ここからまた一旦K嬢との関わりは薄くなっていった。
