タカポンは新規フリーの楽しさを覚えた!
その日は一人にも関わらず、初めて行く店の前にたっていた。
前回のお世話になっている方と良く行く店と同じグループのお店だ。
黒服さんが入り口付近でタカポンに気付き近付いて来る。
黒
「いらっしゃいませ。お一人様ですか?ご指名はございますか?」
タカポン
「いや、初めてなんだけど。ナイツネット見て来たんだよね〜」
「この割引価格でいいんでしょ?」
黒
「はい、かしこまりました。こちらへどうぞ。」
初回フリーワンセットコミコミ3,000円というリーズナブルな価格だ!(*・ω・)ノ
ついた嬢はこちら
M嬢
26歳
O型
これだけだと、前回出て来たM嬢とイニシャルは一緒だが
外見・性格・接客すべてまったく違う嬢である。
ベテラン嬢の登場に、タカポンは自分のレベルがどのくらい上がったか
を試すべく果敢に攻め込むのである。
今回のテーマは大人の男を演出
にプラスして自虐ネタを織り交ぜる事により取っ付きにくく思われないようにする。
そんなこんなで30分ほど経過。
あら、なんか話も盛り上がってるしいい感じなんじゃな〜い?
ちょっと高めのお酒をキープボトルとして入れて、大人の男を演出するタカポン。
所々小細工を織り交ぜて目の前のM嬢攻略を虎視眈々と狙っていた。
このM嬢は年のわりには若く見える。
が、決してロリ系ではない。
あと背は低いがスタイルが抜群に良い。
巨乳ちゃんなのだけど、くびれもあり、足もまあまあ細い。
細すぎるのが嫌いなタカポンには理想的なプロポーションであったのだ。
顔自体はそんなにタイプではなかったのだが、場内を入れる事にした。
その後も当たり障りの無い会話の中でも、ボケもかましつつ
終止笑いのあるトークでM嬢を楽しませる事を考えていた。
タカポンは自分を楽しませてもらおうなんて全く思ってもいない。
入店自体もけっこう遅かったので、2時間もしないうちに閉店となってしまった。
ここで、お決まりのトーク
M嬢「連絡先聞いてもよいですか〜?」
今回はスマートに決めようと決意していたキャバ助はすかさず切り返した。
「今度会った時に、こっちから聞くよ」
キラーーーーン
お前誰やねんっ!!!
そんなこんなで、一人キャバを楽しんでニヤニヤしながら帰るのであった。
ここで
「M嬢イケる!」
とか勘違いしたタカポンは誤った選択をしてしまうのであった。