女って怖い!! 何故!? わかんない

翌週の水曜日にある意味本当のお誕生日会が開かれた!

何かと理由をつけて会社を定時ぴったりに出たタカポンはそのままK嬢宅へ

少し遅れたがK嬢登場!

か、可愛い

K嬢
「誕生日プレゼント買いに行こ

K嬢は車に乗り込んで笑顔で言った。

プレゼントは、あらかじめ何が欲しいか聞かれていたが、テキトーに応えていた。

ちなみにタカポンはGが着く某ブランドのグッズを身につけている事が多い。

別に貢いでもらったとかじゃないが、ほとんどは過去に付き合った彼女からのプレゼントだ。
その分、それ以上の物を彼女の誕生日やらクリスマスにはプレゼントしてきたのだが…
お互いが買っているので貢いだり、貢がれたりという表現は正しくないが
彼女には毎回いつもかなりの額を貢いでいる気がする。

とまあ、そんなわけで財布やらキーケースはもちろんのこと
靴やベルトなんかも全て揃っている。
必需品としてはもう欲しい物がなかったので
アクセサリーが欲しいと言ってみた。

K嬢と二人でDAIMARUにあるそのブランドのお店に行き
いろいろ物色していると、あるアクセサリーが目についた
シンプルだけど、かっこいいデザインに一目惚れしてしまった。

店員さんに取り出してもらい着けてみると、またこれが良い

タカポン
「これどお?似合ってる?」

K嬢
「めっちゃ良いね

いろいろと見せてもらい、似た感じの2つに絞った。
そこでタカポンが気に入っていた方の値段を恐る恐る見てみると、

約70,000円!

ふとK嬢をみると笑顔で

K嬢
「タカポンの好きな方選んで良いよ

ホンマでっか?

付き合っている訳でもない、ただのキャバ嬢とお客の関係で
こんな高価な買い物ってしてくれるんですか?
(まあ、この1年でK嬢に使った額から比べれば微々たるものだが

K嬢はそのアクセサリーを本当に買ってくれた。

K嬢って、けっこう人気もあるので、稼いでいる方だとは思うが
ブランド物も少ししか身につけたりしていなく
マンションも質素な感じのトコに住んでいたり
かなりの倹約家なのかなあと思っていた。

食べ物もびっくりドンキーに行こうといったり
あまり贅沢なことはしていないイメージだった。

これは本当に純粋に嬉しかった

惚れてまうやろ〜

その後お寿司を食べにいく事にした。

その日はK嬢がすべて出すからと言っていたが、あまりにも嬉しかったのと
ちょっと高価なプレゼントだなと思い、寿司はタカポンが奢ってあげることにして
前から行ってみたかったちょいと高級そうなお寿司やさんに行った。

寿司屋ではK嬢は機嫌がよく、饒舌だった。
握ってくれた人が、たまたま年が近くて、名前が同じだったので
仲良くもなって至福の時間をK嬢と共にすごす幸せなタカポン。
時間は9時か10時くらいだったので、周りには同伴客もいなくて
非常に話やすく、隣のお客さんたちとも仲良く話したりして、完全にデートモード

会計はタカポンがさらっと済まして、いつものバーへと移動した。

結構飲んでいたので、かなりテンションのあがっているK嬢。

とタカポン。

「ハイボール濃いめ〜」

笑いながら注文するK嬢

そしてしばらく飲んでいると、またしてもK嬢はシャンパンを入れてくれた


さーーーーんぼーーーーんーーーーめーーーー!!!!

結局バーで4時過ぎまで飲んで、いい感じに二人とも酔っぱらったので帰る事に。

送って帰る途中でさすがに今日は大丈夫だろうと、ふつうにホテルにINしようと試みた。

そこでK嬢からでた言葉は

「いや、今日は無理。」

タカポン誕生日の最後の最後でまさかの撃沈。

あの誕生日プレゼントは何だったの?
あの楽しいデートの時間は何だったの?
あの美味しいお寿司は何だったの?
あのシャンパン(×3)は何だったの?

いろいろな疑問を抱えながら、タカポンはひとり帰宅し
2時間後には出社するというタフさを見せたのであった・・・

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