このお店で一番の美人の隣を

Tちゃんと向かったお店はニュークラの中では箱は狭い方だったが
なかなかキレイで明るい感じのお店だった。

ところが、Tちゃんの指名嬢が休みだったため、二人ともフリーで入る事に。

このお店のグループは系列店でキャバクラ、パブ、ニュークラを
持っており(すすきのではその形態のグループが数社ある)、まあまあの有名店。

最初についたのはNO2のY嬢

めっっっっっっっっっっっっっちゃ美人!!!

今まで見たN嬢やK嬢とは比じゃない。

歳は25〜6歳で、清楚な感じもありつつ
色気も持ち合わせ、なんというかオーラを持っている女性だった。
安っぽい感じが全くなく、まさしく「いい女」
という表現がしっくりくるホステスだった。

が、しかし。

会話は、
ま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ったく面白くなかった。

おそらく何年も周りにチヤホヤされ続けたのであろうか
こっちを楽しませる気0ぢゃね?という接客

自分の話ばかりするし、気遣いが足りない。

向こうも俺が指名する気ないと見抜いたのか
タカポンが太客にはなりそうもないのが悪いのか
やる気なし接客が目に見えて話も盛り上がらない。

端から見れば、お互い微笑んで、楽しそうに会話はしているのだが
内心は二人ともまったく楽しくない時間を過ごしていた事でしょう。
これってなんの意味があるんでしょう???

そんな空気を察したのか、はたまた指名が被っていたのか
Y嬢は10分も話さないうちにリストによって抜かれた。

そして次にきたのはベテランホステスの風格がビンビンのR嬢

歳も30近く、もうかなり慣れている感じ。
R嬢も一応ナンバーには入っていて
接客も年の功なのか細かい気配りもできる子だった。

食べ物の趣味なども合い

「どこどこの●●美味しいんだよ〜、今度一緒に行こう」

という色恋営業で仕掛けてきた。

このR嬢は悪い子ではなく、ルックスも悪くはない。
ただ接客があまりにも慣れすぎていて
ドキドキ感に欠ける気がした。

やはり、完璧すぎると惹かれないなぁ
と思いつつ、連絡先だけ交換して場内は入れずに次の子を待った。

ふとTちゃんを見ると、楽しくなさそうにしていた。

一応指名がいるという事を黒服に言ってあるので
つくホステスが誰も名刺を渡してくれず
口説こうと思っても、はぐらかされるとの事だった。

そんなことは知ったこっちゃないタカポンは3人目に期待をしていた。

次にきた子はN嬢、かなり若い新人だった。
顔はあまりタイプな感じではなかったが
ノリがよく明るい子だったので話はまあまあ盛り上がって、1セットが終了した。

N嬢なら場内しても良いかなとも思ったが
Tちゃんがもう帰りたそうだったので
連絡先だけ聞いてチェックすることになった。

後日R嬢からは社交辞令的なメールがきていたが
返信することもなく、N嬢も連絡先を聞いたは良いが
めんどくさくなり、連絡はしないでいた。

ところが、数週間後にまたこの店を訪れることになるのであった。

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